狸小路商店街とは

札幌狸小路商店街は北海道で最古の商店街の一つで、2026年で153年(明治6年~)を迎えました。また、規模も最大級で7ブロック総延長約900m・店舗数約200軒の全蓋アーケードを持つ商店街です。1丁目から6丁目の現在のアーケードは二代目(昭和57年完成)で、国道部分を除き交差する路上をも覆うロングアーケードです。

ロングアーケード商店街

狸小路商店街はその街区ほとんどの部分が全蓋アーケードとなっています。
雨や雪、強い陽射などを気にすることなく快適なお買物をお楽しみ頂けます。
昭和57年に完成した二代目アーケードは、筑後20年目に当たる平成14年、
札幌TMOの第一号事業としてアーケード施設の改修・魅力アップ事業を行ないました。

HISTORY OF
SHOPPING STREET

狸小路商店街の歴史

153年の歴史がある狸小路

1869

発祥は開拓時代
1869(明治2)年、明治政府が「北海道開拓使」を札幌に置いた頃、現在の狸小路2丁目・3丁目あたりに商家や飲食店が建ち並び始めました。
明治6年頃に、その一角が「狸小路」と呼ばれるようになりました。

1916

最初のシンボルは「鈴蘭灯」
1916(大正5)年、狸小路3丁目の3ヶ所に横断街灯が設置されました。 その後1927(昭和2)年、狸小路5丁目をかわきりに、各丁競って「鈴蘭灯」(鈴蘭の形をした街灯)が設置され、狸小路の新しい「顔」となりました。1936(昭和11)年には5丁目に初めてネオン8基が設置され、続いて2〜6丁目に鈴蘭型ネオンが揃いました。
しかし1942年戦争により鈴蘭灯を供出しました。軍事資材にするためとはいえ、夜道を照らすあかりが消え、狸小路は光を奪われました。
やがて1949(昭和24)年に鈴蘭灯が復活。徐々に戦前の華やかさを取り戻していきました、鈴蘭灯復活の年に狸小路商店街の名物だった「現金つかみどり」が始まりました。
鈴蘭灯

1937

1958

アーケードの登場
鈴蘭灯に続く狸小路の顔となった全蓋アーケードは、1958(昭和33)年に狸小路3丁目に設置されたのを皮切りに、1960(昭和35)年の狸小路2丁目の完成をもって、狸小路1〜7丁目の街路が屋根付きとなり「横のデパート」と呼ばれました。 初代のアーケードは、各丁目ごとにデザインが異なり、個性を競い合っていました。1982(昭和57)年には2代目となる現在のアーケードとカラー舗装が、狸小路1〜6丁目に設置され、国道部分を除き、交差する道路部分も屋根続きのロングアーケードとなりました。

2002

アーケードの大改装
2002(平成14)年、アーケードの大改装が行われました。天板・電機設備の改修、光ケーブルと無線による商店街LANの構築、LED掲示板、防犯カメラ等が整備されました。

2014

LEDビジョンの設置
2014(平成26)年、照明器具の殆どがLED照明化され、放送設備の改修、ベンチ等の設置等がなされ、商店街区内は許可車両以外は24時間車両通行禁止場所に指定され、歩行者が安心して歩ける商店街となりました。
2015(平成27)年、狸小路内に6基のLEDビジョンが設置され、公共広告や一般広告等が放映を開始しました。

2018

現在の狸小路へ
2018(平成30)年、札幌市で初めての道路協力団体の認定を受け、商店街はもちろん、利用するお客様にも居心地の良いアーケード街として、ますます札幌市民に親しまれています。

2022

改修工事
2022年 開閉部のポリカーボネートとサビ部の塗装を中心にリニュアル工事を実施。

2023

150周年記念事業の開催
2023年7月 狸小路3丁目にmoyuk SAPPOROのオープンに合わせて副市長・元日本ハムファイターズの斎藤佑樹選手を招いて狸小路150周年記念式典を開催いたしました。
狸小路150周年記念式典

ORIGIN OF TANUKIKOJI

狸小路商店街の起源

なぜ「狸小路」なの?
実は正確な起源はわかっていません。が、狸小路発祥を語るとき常に引用される 1891(明治24)年発行の『札幌繁昌記』によると…。
「狸小路とは綽名なり。 創成川の西側、南二条と三条との間の小路をいう。このところ飲食店とて、西二丁目三丁目にて両側に軒をならべ、四十余の角行燈影暗きあたり、一種異体の怪物、無尻を着る下卑体のもの、唐桟の娘、黒チリ一ツ紋の令嬢的のもの、無りょ百三四十匹、各衣裳なりに身体をこしらい、夜な夜な真面目に白い手をすっくと伸ばして、北海道へ金庫でも建てようと思い込みかつ呑み込み、故郷を威張ってはるばる来た大の男子等を巧みにいけどり、財布の底を叩かせる。ハテ怪有な動物かな、その化かし方狸よりも上手なれば、人々かくは『狸小路』となんよべるなり」とあります。
つまり、言葉巧みに男を誘った女たちをタヌキになぞらえたのが、由来の定説となっています。北海道なので「キツネ」でもよかったのかもしれませんが、本当にタヌキが生息していたから狸小路と呼ばれたという説もあります。
狸小路は新しもの好き
街路灯、舗装道路、アーケード、カラー舗装と、昔から、なにかにつけ新しい物にチャレンジする狸小路。札幌に電話交換局が設置された1889(明治22)年、この時すぐに電話を設置したのも狸小路の商人でした。札幌にラジオ局が開局になるやいなや「狸小路お買物案内」を流し、テレビ放送が始まるとすぐに宣伝広告を行なったりもしました。また、名物の「現金つかみどり」も、百円札から始めたのは当初百円札が最高額紙幣だったから。千円札が発行されれば千円札のつかみどり、一万円札が発行されればすぐに一万円札のつかみどり、紙幣デザインが一新されたら、新紙幣でという具合です。
みんなの狸小路
1丁目から7丁目の東西総延長約900m、南北面に店舗が並ぶ狸小路商店街。建ち並ぶお店をブラブラ眺めながら歩いているだけでも、あっという間に1〜7丁目間を歩けます。アーケードがあるので、足下が滑りやすい冬でも安心して歩けます。許可車両以外は24時間車両通行禁止場所に指定されているので、お子さま連れの方も安心。さまざまな店舗が並んでいますが、アーケード内に面した店ばかり見ていたら、掘り出し物を見落としますよ。目線を上にすると2階にも、下にすると地下にもお店はあります。商店街最古のお店は3丁目にある「学生服の赤塚」で1906年(明治39年)「赤塚洋服部」として移転してきた120年の歴史がある老舗から、できたてホヤホヤのおしゃれなショップまで、味わい深く融合しているのが狸小路商店街です。

本陣狸大明神社

本陣狸大明神社

通称:狸神社

狸小路100周年を記念し「本陣狸大明神社」が狸小路4丁目エイトビル(現アルシュビル)に建立されました。 その後、数度の遷座の後、2023年狸小路商店街事務局内に遷座されました。
2022年狸小路2丁目の狸COMICHI内に「狸神社」を建立しました。写真中央の「狸地蔵」には八つの徳(八徳)があるといわれており(例えば「大福帳をなぜると商売繁盛」「お腹をなぜると安産」・・・など)日々多くの参拝者で賑わっております。正月二日の「初狸祭」、8月第一土曜日の「狸八徳例大祭」等はこの狸神社前で行なわれます。

姉妹商店街

姉妹商店街

松山中央商店街連合会

平成13年2月14日に「松山中央商店街連合会(愛媛県松山市)」と〝狸”が取り持つ縁で姉妹商店街の覚書を取交しました。それ以降お互いに人的交流を含め活発に交流しています。※松山中央商店街連合会とは、松山大街道商店街、大街道中央商店街、銀天街第一商店街、銀天街第二商店街の4つの商店街振興組合の連合会です。

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